発言の場





なんか…ね。
急に、発言の場が欲しくなったの。
何にも制約されない、自由な場が。

確かに、ブログやら、なんやらで。
私が、発言できる場は贅沢すぎるほどに沢山ある。
でも、
どれもこれも、何かに制約を受けていて
私の能力の無さもあいまって
自分の思いをうまく伝える事ができない。
思いは、沢山ある筈なのに。
ううん、沢山ある。

それなのに、
私がこの手で、生み出すモノの、ほとんどには
私の気持ちが、詰まってない。
私がわたしの思いを込めて、作り出し生み出したモノも確かにある。
けれど、
ただ世間一般に、
良いと思われている思い、響きだけで、
簡単に作り出してしまったものも沢山あるのも事実。

そんなモノでは、ヒトの心には到底届かないのも、
自分の思いを汚すだけだというのも、
全部わかっているのに。
何故か、
私はわたしの思いだけで、
想いを貫き通した作品だけで
身を固めてしまうことができない。

何故か、
世間一般に好まれるであろう思い、
万人に好かれるであろう響き、
そんなモノを数多く、
自分の思いに混ぜてしまう。

…だからかもしれない。
だから、私はこうして時々、
自分の意見を、
思いを、
強烈に、誰かに伝えてみたくなるのかもしれない。
ネットというこの空間を使って。

…だからかもしれない。
だから、私はこの「テイスト。」という空間を
自分の思いだけで固められる空間を
創り上げてみたのは。

「創り上げる」といえるほど
そんな立派なモノではないけれど
ココは確かに、
自分の思いだけで固められる
空間であった筈なのに。

何故だろう。
私は、結局ココも。
自分の思いだけで固める事ができなかった。
どうしても、
「他人にこう思われていたい」
という幻想から、抜け出す事ができなかった。
ちょっとは、
女の子らしく見てもらいたいから
似合わない女の子らしいフレーズでイラストを作ってみる。
ちょっとは、
おもしろいヤツだと思ってもらいたいから
必死さ丸出しの文章なんて書いてみる。

…何故。
そんなものでは、誰の心も動かせないと、わかっているのに。

最近やっと、
「他人にこう思われていたい」
の幻想から、
抜け出せつつある。
必死に、
自分のありのままの姿を、
想いを、
ココに書き綴って、
必死に、
誰かに伝えようと、
伝えるための言葉を、文を、
見つけようとしているからなのかもしれない。

まだまだ
私は、ヒトに想いを伝えるための言葉も、文法も、
何も知らない。

筋の通らない、
自分でも時々わからなくなるような文章しか書けない。

でも、
私にはこの「テイスト。」という
贅沢な、贅沢すぎる、
自分の思いを存分に伝えられる場所を持ってる。
自分の思いだけで固められる空間を持ってる。

ゆっくり、ゆっくり、
抜け出していこうと思う。
幻想から、
自分の限界から。

ゆっくり、ゆっくり、
高めていけばいい。
伝えるコトバも、伝える術の文も。
そしていつの日か、
私の思いを、
人に、
そのまま伝えられるくらい
すごい文章を書けるようになる。
共感をしてもらえなくとも
理解を得られなくとも
伝えさえできれば。
私の思いは、こうだ、って
示すことができるよう。

いつの日か、
幻想から全て逃れて
自分の思いだけで、身を固める事ができるよう
高めていこう。
言葉だけじゃない、
自分自身を。











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