誰にも必要とされていない
誰にも誰にも まったく
此の黒いからっぽの箱
誰にも何にも繋がっていないからっぽの箱
心の奥底はいつもどろどろと黒
どろどろどろどろと
何かが誰かがすっぽりとはまるのを夢みて
色んなものを抛りこんでは捨てる どろどろと
細い川は頼りなくそろそろと流れた後
海へ辿り着く事なく蒸発してしまう
生き永らえようと大きな川に助けを求めてみても
大きな流れに取り込まれ自らがわからなくなってしまうだけ
そこに存在するのは意思ではなく流れだけで
誰か私を求めて
ねぇ お願いだから
私が必要だと
ねぇ 求メテ下サイ
誰かに求められていないと
誰かに必要とされていないと
保テナイ此ノ自我ノ弱サヨ